【究極の】壺装束でお散歩【女房装束】
物具装束その(1)の後、
装束を脱ぎメイクを軽く修正してもらいまして壺装束にお着替え。
スタジオではKさんが水干の撮影をされていましたので
脇のお部屋で着付けてもらいます。
時代やさんでは四度目の壺装束ですが、
今回は歴世服装美術研究会編の「日本の服装〈上〉」に掲載されていた
壺装束(物詣姿)を参考に、袴は無しで髪を袿に着込めてもらいました。
折角なのでポーズも本のまねっこ。
時代やさんのこの袿、
参考にした本の袿と柄がそっくりなんですよ~。
本の袿は「青地黄格子撫子円文の浮織の袿」だそうなので
流石に色は違うようですが、白黒だからわからんね(・∀・)
以前もこの袿で壺装束やりましたが、
これも何かのご縁と、袿もこちらのでお願いしました。
後ろ姿はこのような感じです。
髪を袿にINするためにかなり衿を抜いてます。
慣れない徒歩に疲れちゃった…と、へたり込みw
水干姿のKさんと一緒に30分ほど散策もしてきました。
12月の寒空の中、二人とも元気に裸足です(笑)
この時はKさんにガチの藁草履をお借りしました。
歩いていると足の裏と藁との摩擦で熱持つのか、
足元の寒さは全然感じなかったですし、
履き心地も良かったです。
複数人での散策時は付き添い無しですが、
この時は猫が好き。変身体験LOVEのEさんが
カメラマンを買って出て下さり
ツーショット写真をいっぱい撮って下さいました。
ありがとうございます。
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明けましておめでとうございます。昨年も『日本服飾史』の記事内をはじめ、つたない雑談におつきあい下さりありがとうございました。
実は時代やさんのアメブロ(昨秋9月中旬をもって更新終了です)でしのぶさんのお顔を拝見してしまいました。失礼とは存じますが、ひとつ質問です。
市女笠の紐を頤唇溝(おとがいしんこう=顎前面のくびれ)で蝶結びにしていらっしゃったようですが、抵抗感はありませんでしたか?
投稿: ネズミ色の猫 | 2019年1月 7日 (月) 20時39分
>ネズミ色の猫さん。
明けましておめでとうございます。
レスが遅くなってしまい申し訳ございません。
今年もゆるゆるよろしくお願いします。
市女笠の紐を顎で結んでもらうことに抵抗感は全くありませんでしたよ~。
顔の下(喉元のあたり?)で結んでもらうより安定感があるように感じました😁
投稿: しのぶ | 2019年1月12日 (土) 08時29分
ちょっとご無沙汰してしまいました。
前回ご紹介しました「頤唇溝」という呼び名、ちょっと難しかったでしょうか。おおよそ、下唇底面の最も奥まったところと捉えてもらえればと存じます。
耳元にある折り返し用の綰(わな)、ここから顎の下へ戻して結ぶ取り回し方も2015年の記事で拝見しています。しのぶさんのご回答を踏まえて比較しますと、こちらは笠が徐々に傾いて後ろ下がりになりやすいかもしれませんね。
投稿: ネズミ色の猫 | 2019年2月20日 (水) 21時32分
一年ぶりにまたお邪魔します。改めて拝見した後ろ姿のお写真、豪快な仰領*に思わず見入ってしまいますね。
*松村明さんの国語辞典『大辞林』『大辞泉』に「のけくび」が見出し語として登場します。後ろ衿内側を"上に向けた"着姿ん表していたのだろうと僕は考えています。
参考にしていらした本は確か鈴木敬三さんのご著書でしたでしょうか。今となっては大変貴重な一冊だと思います。
投稿: ネズミ色の猫 | 2020年5月18日 (月) 18時01分