フォト
2019年2月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28    

風俗博物館の写真

  • 6:かさねの色目6
    平成21年3月24日
無料ブログはココログ

« 9月に読んだ本 | トップページ | 【三重】斎宮址復元建物【初秋】 »

2015年10月 5日 (月)

【三重】いつきのみや歴史体験館で夏の十二単【初秋】

いつきのみや歴史体験館の十二単(女房装束)と直衣は
通常期(10月~5月)用と夏期(6月~9月)用のそれぞれ二種類あります。
過去に通常期用の十二単と直衣は体験したことがありますが、
夏用は初体験(*ノωノ)
夏期用の十二単ってあまり聞かないので
是非一度着てみたいと思っていました。
こちらの十二単はすべて正絹。
先日京都で装束体験した黒田装束店製です。
ウットリするくらい素晴らしい装束でした(*´ω`*)

娘の細長の時と同様に
衣紋者さんのご丁寧な挨拶をいただきまして
着装スタートです。

Jyuunihitoe
左上から…
長袴:紅無地紗 袷仕立
単衣:萌黄幸菱紋紗 掛衿付
五衣:雲立枠紋紗 紅梅襲裏無地紗
打衣:赤無地綾裏生絹
表着:萌黄白小葵紋地 三色臥蝶丸紋綾裏付
(各仕様はいただいた資料より引用)

袴も紗の袷で夏仕様という徹底ぶり。
単は通常の単よりも透け感があって軽やかでした。
コレだけ着るのなら結構涼しいかなと。
五つ衣も紗の袷でした。
本来なら一枚づつ着せていくのですが、
時間の都合で五枚重ねて着せていますとの事。
一気に五つ衣を着るので肩にズシっときます。
打衣は砧で打って光沢を出した衣。
表着は華やかな二陪織物。
流石にここまでくると通常の十二単と同様重いデス…(;´Д`)

P1070451_1
唐衣と裳を着けて完成です。

唐衣:萌黄亀甲向蝶紋綾裏小葵紋綾
裳 :三重菱紋紗 大腰 小腰 引腰付
檜扇:三十二橋彩色

表着と唐衣が同色系ですが赤系の五つ衣と打衣が
良い感じに差し色になっていてステキです。
個人的には通常期の十二単よりこの夏期の方が好み。
この装束は『佐竹本三十六歌仙絵巻』という
鎌倉時代に制作された絵巻の
小大君の女房装束をモデルとされているそうです。

P1070471_1_2
裳も紗なので透け感があります。
そして、とても珍しいことに頒幅(あがちの)付きです。
頒幅は裳の両端の短い生地の部分で、
かつて裳をスカート状に着ていた頃の名残。
高位の人の裳にしか付いていなかったそうです。

頒幅写真詰め合わせ↓
Agatino_2
頒幅は現代の五衣唐衣裳装束(十二単)には付いていない
超レアな部位ですので、
いつきのみや歴史体験館で十二単を着られる際は
是非チェックしてみてくださいネ(´ー`)b

Itukinomiya
体験にはデジカメプリントの写真が三枚付きます。
ペアでやったからかそれぞれ三枚のうち一枚はツーショット写真でした。
ツーショット撮影後、
娘は早々に「ぬぐー」と細長と長袴を脱がせてもらってました。
なんだかんだで30分以上着ていたので疲れちゃったようです。
そして、私のソロ撮影中に白い物体がウロチョロと…(゚Д゚;)

今回のこの装束はフルで約10㎏と仰っていたかな。
流石十二単…夏用とはいえやっぱり重いし暑いデス。
相変わらず余韻を感じる間もなく脱ぐのは一瞬ですね。
白衣姿で更衣室に戻り着替えを済ませ
簡単な感想を書いて平安装束体験は終了しました。


いつきのみや歴史体験館
http://www.itukinomiya.jp/

« 9月に読んだ本 | トップページ | 【三重】斎宮址復元建物【初秋】 »

旅行・地域」カテゴリの記事

平安装束体験」カテゴリの記事

コメント

十二単体験記事、待ってましたよ!
長いストレートヘアーがまた雰囲気にあっていて素敵。
中でも扇で口元を隠すポーズが素晴らしくo(^▽^)oキャー。

さすが、目の付け所が違いますね~。
アガチ?初めて聞きました。まだまだ無知な私です。
私は夏に着たとき、あ~十二単っていいな~
ずっと着ていたいな~、ってしか考えてなくて
あ、写真、写真!と忙しく撮影してたら
あっという間に終わっちゃいました。

>ellie2008さん
お待たせしました!
ellieさんが体験された際の写真などを拝見して
もしかして…付いてる!?と思っていたので
アガチノ堪能できました。
知らずに体験していたら気づかなかった可能性大です。
裳は腰から後ろを覆うので相当意識しないと
着ている本人からは裾の方しか見えないですから…(´・ω・`)
頒幅付きの裳はとても珍しいので
着付け時にスタッフさんの方からも一言説明してくれたら良いのになと。
せっかくレアな仕立ての裳なのに勿体無いです。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 9月に読んだ本 | トップページ | 【三重】斎宮址復元建物【初秋】 »