熱田神宮 舞楽神事
5月1日は恒例の熱田神宮舞楽神事でした。
この日は見事な五月晴れ。
晴天のなか新緑と舞台と装束とが素晴らしく映えて、
屋外での舞楽にはもってこいな日でした(*´ω`*)
午前中はカメラの調子が悪くて写真ナシ('A`)
演目は
振鉾(えんぶ)
賀殿(かてん)
地久(ちきゅう)
春庭花(しゅんていか)
桜の挿頭花をつけた巻纓の冠に蛮絵装束を着て
太刀を佩いて袍の右肩を脱いだお姿は、いとうるはし(*´Д`)
白浜(ほうひん)
こちらは山吹の挿頭花をつけた巻纓の冠に蛮絵装束。
曲の途中で座ってモソモソ袍の片袖を脱ぐ様は萌えます(*´ω`*)
迦陵頻(かりょうびん)
紅白梅の挿頭花をさした天冠をつけ、
朱色の袍に極彩色の羽根を着けて手に銅拍子を持ってます。
曲の後半で銅拍子を打ち鳴らしながら
ぴょこぴょこ舞う様子はとてもカワイイ。
本来は童舞ですが、熱田さんでは巫女が舞います。
蘭陵王(らんりょうおう)
美貌を隠すために恐ろし気な面をつけ、
裲襠装束を着て手に金色の桴を持ちます。
太鼓鞨鼓のリズムで舞う陵王乱序も華麗な当曲もステキで
フルでやると長い曲ですがうっとりしてしまいます(*´ω`*)
落蹲(らくそん)
納曽利(なそり)の一人舞の事を落蹲といいます(逆の場合もアリ)
恐ろし気な中にも愛嬌のある龍の面をつけ、
裲襠装束を着て手に銀色の桴を持ちます。
長慶子(ちょうげいし)
舞楽のラストに演奏される事が多い退出の曲。
舞はナシ。
長時間お疲れ様でした!
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コメント
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袍の右肩を脱いだ姿、とても素敵ですね(´▽`*)
雅楽?の知識がまったくないので、音楽のことは
まったくわかりませんが、装束を見ているだけで
満足しそうです。
投稿: ellie2008 | 2015年5月 4日 (月) 18時50分
〉ellie2008さん
装束見ているだけでもうっとりで楽しいですよ~
知識なんて無くても大丈夫。
私だって最初見た時は無知丸出しでした(*´ω`*)
機会がありましたら是非、
生で雅楽(舞楽)ご覧になってみて下さいね!
投稿: しのぶ | 2015年5月 5日 (火) 05時12分