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風俗博物館の写真

  • 6:かさねの色目6
    平成21年3月24日
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2015年4月15日 (水)

日本服飾史 男性編&女性編

去年の六月に風俗博物館で大枚叩いて買った
『原色日本服飾史』ぃぃ…(;^ω^)


出版元倒産のため風俗博物館でしか買えなかった
装束スキー高嶺の花『原色日本服飾史』がお求めやすいサイズ&価格で
光村推古書院より『日本服飾史 男性編』と『日本服飾史 女性編』と
二冊に分かれて復刻再販されました。

まぁ、既にデカイの持っているし買う必要は特にないハズなのですが、
名古屋の某大手書店で売られていたので中見ようと現物を手に取って…
気付いたら二冊とも買っちゃってました('A`)
とても軽かったから、ついw

原色~との相違点は、ざっと見た感じ
紹介されている装束は同じで追加は無し。
収録されている写真は原色~と同じ。
原色~にあった装束ごとのイラストは無し。
原色~の巻末にあった井筒雅風氏の「日本服飾史考」は無し。
一部の装束(特に女性編)は部分拡大写真も掲載。

女性編・男性編とも320頁フルカラーで各2,800円(税別)
両方買っても原色の1/5のお値段!
サイズは新書判のちょっと幅のある大きさ(B6)なので、
仰向けに寝っ転がりながら読むことも可能(コレ重要w)
原色~は重すぎて本棚から出すのも大変だから…('A`)

先史時代から近代までの服飾を網羅した本ですので、
日本史好きの方、着物好きの方、時代衣装に興味ある方、装束ヲタの方、
国語便覧の装束写真をウットリ見入ってしまった事のある方、
イラスト・漫画描きさんには特におススメです。

 

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書籍・雑誌」カテゴリの記事

コメント

良いですねー。欲しいです。特に女性編。
これがあれば、「こういう装束を着たいです」と
○○やさんにリクエストするにも
わかってもらいやすいので、カラーコピー取って
見せるときに便利だし、ポチろうか少し迷っています。

〉ellie2008さん

見本としてイメージを提示するときに確かに良いかもしれませんね!
この格好してみたい!っていうのが結構あります。
色々な時代衣装カタログといった感じで、
ただ見ているだけでもとても楽しいです(*´ω`*)
迷われているのなら、是非おススメいたします!

 初めまして。キーワード検索経由でお邪魔しました。
 僕の地元の図書館でも建て替えなどを機に取り扱いが無くなってきている原色日本服飾史。背表紙がネズミ色の82年オリジナル版、黒い89年改訂版と同じく増補版…「大鎧をつけた武将」のページを見比べて楽しんだ思い出があります。腰に白い上帯(うわおび)を巻いていた82年版の鎧武者、前後左右いずれの向きも大きな写真で見やすかったですね。
 眉庇(まびさし)に陣取る猪顔の鍬形台、鉢の頂辺孔(てへんのあな)から高く出る烏帽子の中に髻(もとどり)は無く、内兜を覗き込めば両肩と首筋を覆う大童(おおわらわ)の髪が…加藤剛さんが平将門役を演じた76年放映の大河ドラマ「風と雲と虹と」最終回の武者姿、さらには兜のかぶり方に限っていえば後のタッキー義経ともよく似ています。
 ご紹介の新しい本は89年版がベースだそうですね。大鎧姿も当時の本は後ろと右向きの写真が小さくて見づらいなと感じましたが、それも改善されているようですね。大きな写真で見てみたいのはなんといっても格段に伸びた後ろ髪が錏(しころ)からも長々と覗き、鎧の押付板(おしつけのいた)を覆っているところです。
 「秘本義経記ますらお」の北崎拓先生も、ヤングキングアワーズでの続編執筆時に参考にしていらしたことでしょう。

>ネズミ色の猫さん

ご訪問&コメントありがとうございます。
返信が遅くなってしまい大変申し訳ございません。

82年度オリジナル版は地元の図書館には無く
(簡易版の女性服飾史はありましたが)
高校生の頃、電車に乗って置いてある図書館まで行き、
せっせと拙いイラストで模写した記憶がございます(;´∀`)
そうそう手の出せないお値段だったこの本が、
手ごろ(と言っても2冊で6500円ですが…)な価格で再販されたのは
とても喜ばしい事です。

 リプライありがとうございます。実は僕も地元の図書館で発見、8月の終わりには大型書店で2冊両方とも買いました。
 横組み右めくりのオリジナル版に対し、今回は左めくりで解説文も縦書き。正反対のレイアウトでありながら、不思議と違和感が無いんですよね。

 補足ですが雅風氏の二十回忌でもあった今年5月、風俗博物館さんも井筒さんの新しい社屋(左女牛ビル)へとお引っ越ししていらっしゃるようです。

>ネズミ色の猫さん

風俗博物館さんが移転された事は存じております。
行きたい行きたいと思いつつも
なかなか都合が付けられず移転後はまだ一度も行けておりません。
企業系博物館なので仕方ないのでしょうが
日曜日も開館していてくれたらなぁと…。

 ごぶさたしております。昨年はいろいろとありがとうございました。
 年明けになってから気づいたのですが、風俗博物館さん公式ホームページに『新 日本服飾史(序)』というリンク画像が追加されていますね。
 この新しいサイト、ご覧になったことはございますか?

>ネズミ色の猫さん

こんにちは!
風俗博物館さんの『新 日本服飾史(序)』見ました。
新しくコラムなどが追加されていて読み応えありますね。
今はまだ平安時代までしか無いようですが、
以降の時代衣裳もどんどん掲載していって欲しいです。

 明けましておめでとうございます。またまた1年ぶりのご挨拶となってしまいました。
 昨年のコメントで紹介しました新日本服飾史サイト、ナビゲーションメニューに鎌倉時代の項(特に男性の服装はすべて武者装束)が追加されているのが確認できます。

 池修(いけ・おさむ)さんの『有職の文様』、これも併せて参考にしたい一冊(日本服飾史と同じ「趣」叢書から刊行されており、こちらは焦げ茶色の背表紙が目印です)。装束にあしらわれている図柄、その名称や由来を調べたいときに役立ちそうですね。

>ネズミ色の猫さん

こんにちは。お返事が遅くなりましてすみません。コメントありがとうございます。
風俗博物館の新日本服飾史のサイトじわりじわりと成長していますね。
全時代完成するのが楽しみです。
ご紹介いただいた池修さんの『有職の文様』私も持っております!
実際の織物や陶磁器などにあらわされた有職文様を写真で拝見できるのは素晴らしいですね。

 またまた失礼致します。文末で触れていらっしゃる「国語便覧」、僕もちょっとした思い出があります…と申しますか、鎌倉時代前後の武家装束に興味を持ち始めたきっかけそのものだったりしますね。ちょうど大河ドラマで『太平記』が放映されたことも重なりました。
 僕が高校生当時使っていた第一学習社版(90年代前半、表紙は能装束の写真)と兄が持っていた浜島書店版。平家物語のページに登場していた大鎧姿が、2冊とも同じ『原色日本服飾史』82年版本の前面写真だったんです。勿論「元ネタ」を知ったのは大学に進んで以降の話ですが…。
 ちなみに浜島書店版ではさらに「小具足姿」のイラストもあり(故・笹間良彦さんの『図説日本武道辞典』『図録日本の甲冑・武具事典』に描かれる「大鎧着用次第」から模写したものと思われます)、髪型に「大童」の2文字が添えてありました。

>ネズミ色の猫さん

レスもの凄く遅くなってしまいすみません。
私が使っていた国語便覧は浜島書店版でした~。
小具足姿のイラストありますね!(確認しましたw)
改めて見ると国語便覧ホント情報量すごい…

 しのぶさんこんばんは。またまた失礼します。
 あくまで中高生の副教材として作られているためでしょうか、個人で買おうとなると制約が厳しい国語便覧。大型書店の学習参考書売り場でも、だいぶ取り扱いが少なくなっています(少子化の影響もあるかもしれませんが)。

 大修館書店(←辞書の出版社としても有名ですね)の場合、一般家庭向けには『社会人のためのビジュアルカラー国語百科』(2015年発売。こちらの『日本服飾史 男性編』大鎧姿前面写真が新たに入りました)がありますが、これがまた結構いいお値段なんです…。

>ネズミ色の猫さん

こんばんは~。
ご紹介下さった本、アマゾンのレビュー見てると
教材の国語便覧と内容変わらないのに
お値段がかなりお高い設定みたいですね(;´Д`)

 こんばんは。あれから僕もいろいろ調べているうちに、もともと井筒先生ご本人が編纂に関わっていらした、京都書房の『国語図説』というのがあると知りました(店頭在庫は無さそうですが、小売店で申し込めば個人での購入も可能らしいです)。

 それにしても、今夜閉会式があったジャカルタのアジア大会。エンブレムのデザインを単色で表現すると、なんと源氏車そっくりでした・・・。

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