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  • 6:かさねの色目6
    平成21年3月24日
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2014年10月27日 (月)

風俗博物館2014 (その2)

東の対屋の南廂部分では『源氏物語』の「玉鬘の巻」から、
初瀬詣の再現。

P1030201_1
今まさに長谷寺に到着しました!な場面でしょうか。

この当時の高貴な女性の旅装である壺装束。
袿・単の裾をたくし上げて
腰のあたりで紐(帯)でしばることを「壺折」といいます。
高貴とはいっても、
最上級の女性が徒歩で歩き回るということはありませんので、
牛車や輿に乗るほどの身分ではない中・下級の貴族女性の旅装ですね。
本来は袴は着ないようで、馬に乗る可能性がある場合は
指貫や切袴をつけることもあったようです。

お祭りや装束体験で壺装束というと単は省略されていても、
袴は着ている姿を思い浮かべますが、
平安・鎌倉時代は袴は基本ナシだったようです。
袴アリのスタイルが定着したのって、
わりと最近…近現代以降の
お祭りや装束体験での
見栄えの良さからなのかもしれませんね。

P1030200
疲れちゃった(>_<)と座り込む玉鬘ちゃんw

P1030205
玉鬘の母・夕顔の女房で
今は光源氏に仕えている右近と再開し、
玉鬘は光源氏に引き取られることになります。
現物見ていた時には気がつかなかったけど、
右近の袴?が白いのが気になります。



場面変わって東の対屋東廂と母屋では
柏木の密通事件の場面を再現。

P1030212_1
女三宮の乳母子・小侍従の手引きで女三宮の寝所に向う柏木くん。

P1030219
御帳台では柏木の魔の手が迫っているのにも気づかず
ぐーすかぴーと寝ている女三宮の姿が…
女三宮の運命や如何に(;゚Д゚)!

う~ん、見事な調度類にうっとり。
手前に女楽で女三宮が担当した琴のことが置いてあるのが
なんとも心憎いですね(*´ω`*)



またまた場面が変わりまして
東の対屋の東廂の北側では
光源氏と藤壺の宮とがイケナイ逢瀬を繰り広げております。

P1030279
袿を脱ぎ捨てて逃げる藤壺。
その藤壺の髪をとらえて離さない光源氏。

P1030274
藤壺の女房の王命婦と乳母子の弁の君。
王命婦は密通がバレないように光源氏の直衣を隠し持っています。

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コメント

壺って、本来は袴はなしはなんですか…
足元寒そう…。

壺は、中流の婦人限定なのですね。
蜻蛉日記の作者、道綱母が、徒歩でお参りを
して身分からしたら、当時としては珍しい事と
時雨殿のパネルに書いてありました。
彼女は中流家庭出身ですが、背の君が
偉い人だから、上流婦人に値したのでしょうか。
さすがに疲れて帰りは牛車だったそうです(笑)。

本来は袴なしみたいです。
と言いつつ私も袴有りと思い込んでいたクチです。

上流中流の区切りもイマイチ曖昧といえば曖昧ですよね。
まぁ、自家用車を持てる身分&財力の有無とかでしょうか(・∀・)

あと、物詣は徒歩で行ったほうがご利益があると考えられていたとか
何かの本で見かけた気がするので、
道綱母はあえて徒歩で参詣したのかもしれませんね。
ちょっと記憶が定かではなくスミマセン(´Д`;)

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