装束満喫京の旅(6) 百人一首の殿堂 時雨殿
前回の記事、タイトルに「~時雨殿」と付けてたけど、
記事の中では到着してなかったって事に今気がついた('A`)
えーっと、
建物の写真を撮らなかった代わりに自販機の写真でもw
『小倉百人一首殿堂 時雨殿』
オープン当初は任天堂DSの『時雨殿』と連動して遊べる
体験型ミュージアムだったらしいけど、
いずれ行きたいな~なんて思っているうちに
いつの間にか閉館。
リニューアル後は私好みのコーナーもできまして、
今回で訪問は2回目になります。
館内は土禁ですので入館料を払った後、
靴を脱いで100円バック式のロッカーに放り込みます。
ちょっと面倒ですが手荷物も入れられるので
身軽な状態で見学ができます。
展示品は写真撮影OKのものが多いので
カメラは忘れずに(*´ω`*)b
展示室へ向かう廊下にボンと置かれた葱花輦。
天皇や伊勢斎宮・賀茂斎院などが
お乗りになった輿(輦)です。
ご自由にとの事ですので、
遠慮なく乗らせてもらいます。
…遠慮なく乗るムスメっこ( ̄▽ ̄;)
私好みのコーナー その1
精密に再現された装束をまとった人形達による
『夢舞台』と称される再現展示。
まずは「天徳内裏歌合」の再現展示
百人一首の四十番
しのぶれど 色に出てにけり わが恋は
物や思ふと 人の問ふまで
平 兼盛
vs
四十一番
恋すてふ わが名はまだき 立ちにけり
人知れずこそ 思ひ初めしか
壬生 忠見
時は天徳四年3月30日(960年4月28日)
ところは清涼殿西廂
正面奥におわすのが村上天皇。
源博雅の後姿を激写(*´д`*)
武官束帯に背に負った平やなぐいがカッコイイ。
天皇の両サイドを固める女性陣。
平安女性最高の礼装物具装束で気合入ってます。
髪を結い上げて宝冠をつけ、
裙帯に比礼つきと
通常の女房装束よりもゴージャス度がUP。
物具装束の藤典侍と女房装束の中将更衣。
左方の方人(応援する人)なので装束は暖色系
右方の方人は寒色系で。
物具装束の橘宰相と女房装束の弁更衣。
(女房方の名は展示のキャプションを参照)
物具装束…着てみたい…
というか人が着て"動いているところ"を見てみたいな。
等身大マネキンさんが着ているのは見たことがあるので。
【参考文献】
![]() 陰陽師(7) [ 岡野玲子 ] |
天徳内裏歌合の様子が漫画で読めますよw
あ、、写真ベタベタ貼ってたら長くなってしまったので
次回も時雨殿一階のネタで…(;´Д`A
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