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    平成21年3月24日
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2011年12月12日 (月)

映画『源氏物語 千年の謎』

試写会は応募したけど見事はずれ、
買っておいた前売り券が無駄にならずに良かったな!
などと強がりつつ早速見に行ってきました。

結構TBS系で番宣やってたり、ヒストリアでNHKからの援護射撃があったというのに公開2日目にしてあまりの客席ガラガラっぷりにビックリです。
センターの一番良い席に座ったけど両脇に誰はもおらず(前後にはいたが)20人も入っていたかどうか。
おかげでのめり込んでじっくり鑑賞する事が出来ました。
ただ、あまりにも観客動員数が少なすぎて、もう二度と平安モノで映画を作らネーヨ!なんて事にならないかとちょっと心配しております。

物語パートでも現実パートでも怨霊飛び交う平安ふぁんたじーですが、金かけて土御門第のセット作っただけあって、様々な場面のビジュアル的な再現率は目を瞠るものがあります。平安絵巻の再現映像だと思って眺めてるだけでもチケット代の価値は十分あるかと。
とりあえずBD出たら絵的資料用に買いたい。
(まぁ、最近とんと絵描いてませんけどw)

どこぞで誰得(誰向け)映画?とか言われてるよーですが、少なくとも我得であったのは間違いないです。

拍手ぱちぱちありがとうございます<(_ _)>



以下、詳細な感想というか色々垂れ流し。
(ネタばれなので折りたたみます)

【絶賛ネタばれ中】

開幕いきなり道長と式部のアオカンでお口ポカーん。。
最初ちょっと引きしましたが、絵的にはとても綺麗でテンション上がりました。
この後、映画の中でさまざまな逢瀬シーンがありましたがそのどれよりも美しかったです。
事後にお花畑で寝そべってる構図なんて『あさきゆめみし』のカラーイラストでありそう。


東山道長カッコイイです。
かっこよすぎてこんなにかっこいい道長が道長のわけが無いと思うほど(をい
むしろ彼には中年以降の光源氏をかさねて見てました。
いきなり舞いだしたり、そこでその和歌詠むかー!?な所もありましたがかっこいいので大した問題じゃございません。
そんな光る道長公に襲いかかる怨霊伊周公は…どう見てもカコイイ道長の引き立て役です、どうもありがとうございました。


個人的にムッチャクチャ気になっていた藤原行成(ゆきなり)は、作中では行成(こうぜい)と呼ばれてたおかげで「アレはコウゼイさんというオリキャラ」と脳内補正かけてわりと心穏やかに見ることができました。
道長がしきりに彼の筆跡を褒めていましたけれど、書ヲタ(書くほう)じゃなく文章ヲタ(読むほう)にしか見えなかったヨ。(っていうか行成が何か書いてるシーンてあったっけ!?)
そいえば東博蔵の国宝『白氏詩巻』を参考にした(コピって貼り付けたともいう)っぽい小道具がチラっと映ってましたな。
立ち位置的に行成ではなく他の四納言を登場させても別に良さそうでしたが(それこそ公任さんとかw)一条帝に敦成親王の立太子を認めさせた功績を買われての抜擢かな?その割には彼の見せ場であろう説得シーンの台詞内容があまりも酷くて一条帝でなくても頭痛くなるレベルだったのは此如何。


そしてオサーンな一条帝は…出番も台詞も少なめだったので危惧してたほど精神的ダメージは無くよかったw
蘭陵王に被せて篳篥でオリジナルの曲吹き出すのは道長に対する一条帝なりのささやかな反抗なんだよきっと。(やめてー蘭陵王がぶち壊しヨ><、とか見てて思ったけどそれがきっと思う壺)


安倍晴明は、、、セリフが棒ってのは置いておいて、脚本が彼を上手く使いこなせていないのか非常にもったいない事になってました。
道長にちょいちょい役立たず呼ばわりされてましたがホントそんな感じ。
せっかく物語と現実間を行き来できるという設定なのにまったく生かされてないデス。むしろ現実世界の人間が物語世界に登場する事で観客を混乱させてるだけじゃねーかと。物語世界で六条の生霊と大立ち回り演じてましたが、あれ別にいらないよね?その事が『源氏物語』や現実世界の紫式部に特に影響を与えるわけでもなし。
式部の凶相とやらも彼女が自分で回避しちゃったそうですからねぇ。
ぶっちゃけ只の酒飲み要員だったという…


紫式部は物語の使い手。
てっきり紫式部の書く物語がリアルすぎて、式部を核にして物語世界が現実世界を侵食してくるとかそーいう厨二的展開があるに違いないと妄想してたら特に何も無くてガッカリ(注:原作小説・マンガは未読です)
CMや特報で流れてた文机の前の式部が後ろにのけぞってパッタリ倒れるシーンなんて、あの倒れた紫式部から六条御息所が湧いて出てくるんだ思ってたんだけど、ただの徹夜明けだったでござる。



あ、ダラダラ書いてたら無駄に長くなってしまった。
気が向いたら続き書くかもだけど一旦終わっときます。

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