旅費タダなら…
極寒の厳冬アラスカvs灼熱の真夏サハラ
冬のアラスカならオーロラを見に自腹ででも行ってみたいと思うけど、
真夏のサハラ砂漠に金払って行く気にはなれん(´・ω・`)
ってことで、逆に旅費タダならサハラに行ってやってもいいかな~
って事でサハラ砂漠に一票。
ブログネタ: 旅行費タダで行けるとしたら、どっちがいい?
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極寒の厳冬アラスカvs灼熱の真夏サハラ
冬のアラスカならオーロラを見に自腹ででも行ってみたいと思うけど、
真夏のサハラ砂漠に金払って行く気にはなれん(´・ω・`)
ってことで、逆に旅費タダならサハラに行ってやってもいいかな~
って事でサハラ砂漠に一票。
ブログネタ: 旅行費タダで行けるとしたら、どっちがいい?
夢のような平安ワールドに別れを告げて車に乗り込むとちょうど11時。
何という計算された時間配分かと驚きつつ(宿のチェックアウトが11時までだからw)
とりあえず車を走らせ道の駅『どなり』へ。
そこで軽く今後の日程を打ち合わせ、
昼食は徳島ラーメンを食べようという事に。
ツユの色が黒々としているけど、味は見た目ほど濃くない感じでした。
『阿波神社』
御祭神は第八十三代天皇の土御門院
昨日宿泊した『旅殿御所社乃森』にて祀られていた神社は、
こちらの神社から御分祀されたそうです。
すぐそばには土御門院の火葬塚があります。
とてもとても立派な神社です。
なのにっ、すごく立派なのにっっ、
社務所が無人君なのにはショックでした。。
土御門院てば神様になってまで
ひっそりとお暮らしにならんでもよかろーに…(´Д⊂
『大塚国際美術館』
鳴門大橋の足元にある西洋絵画メインの美術館。
入館料が3,150円と大手博物館や美術館の特別展価格の倍以上なので
ちょっと躊躇してしまいましが、行って見てビックリ&納得の内容でした。
こちらの美術館は世界中の名画(特に西洋の名画)を、
どでかい陶器のタイルに焼付けて再現したものを展示しています。
本物は一つもないのですが全て原寸大。
礼拝堂の壁画クラスの絵画も原寸大で展示されており、非常に臨場感があります。
また、展示数がはんぱない。
13時頃に入館し、かなり飛ばし気味に鑑賞して3分の2見終わってないのに、
「あと30分で閉館です^^(閉館は17時)」のアナウンスが流れて…(゜Д゜)!!
ラスト30分…近現代ゾーンは絵画の横歩くだけで終わりましt
是非また行ってじっくり鑑賞してきたいです。
『有馬温泉』
日本書紀にもその名が出てくる非常に歴史ある温泉地。
能因本系枕草子に「湯は、ななくりの湯。有馬の湯。玉造の湯」と出てくる、
温泉好きとしても平安ヲタとしても一度は入ってみたい温泉でした。
到着した頃にはもうすっかり日は落ちて真っ暗。
なので温泉街の風情を楽しむことができなくてちょっと残念。
さて、今夜の宿はこちらで…なわけはなく(流石に二日連続で高い宿は無理w)
日帰り温泉「太閤の湯」へ。
これまた入館料がかなりお高い2400円(゜ー゜;)
館内着とタオル・バスタオルが付いています。
色んなお風呂・岩盤浴(一部追加料金発生)や
食事処等があって長時間楽しめそうですが、
ちょっと立ち寄り気分で入るとなるとすっげぇ割高感。。。
館内は…金の千なり瓢箪のどでかいオブジェがあったりと
秀吉の成金趣味が見事に表現されています。
肝心のお風呂の方は…ねぇ…
露天風呂は周囲も天井もすべて簾で覆われてて全然露天じゃなかったというw
まぁ、金泉の源泉風呂は流石に良い湯で、
先日虫に刺されたところがビリビリするくらい濃厚でしたよ!
で、二泊目の宿は大阪市内のホテル。
こちらは某宿泊系サイトで予約しました。
客室からの夜景が綺麗でしたよ!
ちなみに三日目はダンナさん的メインのUSJで終日遊んで帰路につきました。
拍手ありがとうございます<(_ _)>
週末に三河の国に行ってきました。
メインは蒲郡にある三谷温泉ホテル明山荘ランチバイキング&温泉。
バイキング&温泉セット平日2,000円・土日祝日3,000円が、
JAFの会員優待使ったら2700円(土日祝)になってちょっとお得な感じ(´ー`)
ホテルの駐車場から見た三河湾の眺め。
(レストランからの眺めもこんな感じ)
ランチバイキングはこんな感じ。
(絵的な事なにも考えてなかったんでテキトーにもってきた結果がコレ^^;)
もちろん他にもまだまだ沢山種類がありました。
天麩羅と牛ステーキはその場でコックさんが調理していたので出来たてアツアツ。
デザート類も豊富でしたよ。
しこたま食った後は温泉へGo。
お湯は無色透明で、体がすっごく暖まってその日は上着要らずに。
タオル・バスタオル付きなので非常にありがたいです。
湯上り後の休憩所に色んなお茶(7種類程)がフリーで飲めるのもGood。
さて、このまま帰るのはちょっと勿体無いので、
紅葉見がてら本宮山にある砥鹿神社の奥宮にお参りしてきました。
今回は車で来ましたが麓から参道が続いていて徒歩で登ることも可能。
なかなか素敵な登山道なのでいずれ機会があったら歩いて登ってみたいです。
去年、里宮を参拝したときの様子はコチラ
→ふらっと三河(当ブログ内の記事)
あと、帰りに立ち寄った国道301号線沿いの道の駅「つくで手作り村」の
ジャンボ生フランクとジェラートが非常に美味でした!
また食べたいので忘れないようにメモメモ_〆(゚▽゚*)
拍手ありがとうございます~<(_ _)>
>>雲の上にてみる菊は(社乃森編 壱)
>>雲の上にてみる菊は(社乃森編 漆)
四国は阿波国こと徳島県にある平安情緒溢れる宿『旅殿御所 社乃森』について、
平安ヲタフィルターON状態で長々と書き綴って参りましたが、
紹介しそこねたこと含め宿泊を検討されてる方にも参考になる(?)ように、
冷静(?)に補足しときます(要はまだまだ語り足りないのデスネ)
注)あくまでも個人的な感想です。
私は一泊一人当たり諭吉が二人以上旅立つ宿には泊まった事がない人です。
(なので、他の高級旅館との比較はできましぇん)
【公式サイト】旅殿御所社乃森
http://www.yashironomori.jp/
~宿泊時の情報~
特別謝恩料金&早割りで宿泊。二名一室。
アーリーチェックインプランを利用して14時チェックイン。
有料オプションで平安装束体験(狩衣・十二単)を追加。
お香&遊び体験は特に予約せずに体験できましたが、
香体験は薫物合わせor聞香、遊び体験は投扇興or百人一首らしいので
コレがやりたい!ってのがある場合は予約時に伝えといたほうがいいのかも。
ちなみに我々が宿泊した日は重陽の節句イベントの日でしたので、
通常時と違う点も多少あるかと思います。
(舞はイベント有無関係なく毎晩、舞の種類は複数あるようです)
予約は直接宿に電話しました。
フロントの対応はとても良かったです。
~交通の便~
我々は自家用車で行ったので特に不便は感じず。
宿の方の話では最寄の駅から車で20分程かかるとの事。
最寄り駅や高速バスの停留所等からの送迎も可能らしいので、
予約の際に相談してみるといいかもしれません。
~宿についてアレコレ~
建物の外観も内装も見事に平安時代していますが、
雰囲気を壊さないようにして現代の設備も充実していました。
客室には入り口側の大きな洗面所の他に、
部屋風呂用の脱衣所にも洗面台が付いており、
女性二人で宿泊しても洗面所争奪戦の心配は無さそうです。
冷蔵庫・金庫は客室に完備。
冷蔵庫内に入っている飲み物はフリー。
トイレは念ずれば蓋開くウォシュレット付きでとても綺麗でした。
アメニティも充実しておりモノも良かったです(湯殿には化粧水&乳液も)
気候が良く使用しなかったので性能は未知数ですが、
室内空調設備もちゃんと整っていました。
サービスも凄く良くて残念に思うような事は皆無。
客室担当の方が一人専属(食事の給仕含めて)で付いてくれてました。
非日常的という意味ではブッチギリ、桃源郷もかくやといったトコロです。
平安時代(公家文化)が好きな方はもとより、
神社が好きな方にも全力でおススメしたいです。
ネックは交通の便と周辺にコレといった観光地が無いこと、、、、、
価値観を共有できる同行者を確保できるか、といったところでしょーか。。。
最初からお一人様価格も設定されているので
一人旅でのんびり~というのも良いかもしれませんね。
とまぁ、アレコレぐだぐだ書いてきましたが、
要は、もの凄くいい宿でした!!!って事です。
ここ数年手紙なんて書いたことがない人間が、
後朝レター出さなくては><;っと御礼の手紙なんてモンを書いてしまうくらい…
また行きたいか?と問われたならば即答しましょう「またゼッタイ行く!!」
(がむばって、お金貯めるどぉぉぉー)
以上、長々とお付き合いありがとうございました~。
※オマケという名の蛇の足※
オプションの平安装束は十二単は
井筒の…「紫の縁」などのイベントで使われてたのと
同等品と言えばわかる人にはわかるでしょーか。
4種類の中から選ばせてもらいましたが、
どうやら修復中(?)のがもう1揃あるようでした。
狩衣は2種類の中から選びました。
袴は引上げ式の指貫だと思われます。
単はありませんでした。
使用したデジカメは今回の旅行のために新調した
ソニーのサイバーショットDSC-HX5。
まったくもって使いこなせていないケド
夜景や室内がかなり綺麗に撮れて満足しておりまっす(*´Д`*)
はやぶさの帰還カプセルに入っていた微粒子が、
小惑星イトカワ由来のものと公式発表されましたよヽ(´ー`)ノ
→JAXAのプレスリリース
やー、絶対入ってるって信じてたけどホント嬉しい!!
イトカワラッコか!?と、思わず買ってしまった抱き枕w
どうやらゴマフアザラシの抱き枕らしい…が、
くびれ具合等どう見てもイトカワなんで
自分の中ではイトカワラッコということにしておく(´∀`)
三河の国の山奥、稲武町という所に紅葉見に行ってきました~
三河の国には香嵐渓という名古屋圏の人間がこぞって行く
紅葉狩りのメッカがあるのですが、
そこは例年道路が長大な縦列駐車場と化す事で有名なので、
国道153号線を途中香嵐渓付近を通らないよう
脇道に迂回して稲武に向いました。
わたしゃ香嵐渓の紅葉を見た事がないので、
比較することはできませんが、稲武の紅葉も綺麗でしたよ~(´ー`)
ちょっとしたお店も出てました。
そこで買った蟹汁(まぁ、オラの汁ん中には蟹は不在でしたが;;)
蟹の良いダシ出てて美味しかった~
稲武でもみじを楽しんだ後は、
少し車を走らせて『くしはら温泉 ささゆりの湯』に入ってきました。
こちらも紅葉が綺麗でした。
高台にあるため露天風呂からの景色もとても良かったですよヽ(´ー`)ノ
拍手ありがとうございます<(_ _)>
さて部屋に戻った私は遊びますよ~(´∀`)
昨日掛け布団を着たときにふと思ったことを実行です。
それは…
【検証】空蝉の術!!【実験】
掛け布団を一旦着て、こんもりするように脱ぎ、
御簾越しにみてみると…
人が中にいるように見える…?!
これで光○氏さんが夜這ってきても、やり過ごせるかしら(´・ω・`)?
そうそう、我々は結局使わなかったのですが、
部屋についてるお風呂!
これがまた、かなり立派なのですよ!
窓開けて入れば露天気分が味わえそうな感じ。
(注:部屋風呂は温泉ではなく、ラドン湯らしいです)
日が差し込む縁側でゴロゴロしたり、
掛け布団着て自分撮りしたり、
部屋の内装を改めてボケーっと見惚れてるうちに
あっという間に時間が経っておりました('Д')!!
あぁぁあぁ、昔若気の至りで買ってしもたmy狩衣を
コッソリ持ってきたんだけど着るの忘れてt…(まぁいいか…
そろそろ時間ですので部屋着から着替え、
荷物をまとめて部屋の外へ出ると、
宿の方達がこちらへ渡ってくるのが見えました。
荷物を預けて、向かうは神殿。
なんと敷地内にある神社の朝拝に参加させてもらえるのです。
(事前に昇殿参拝するや否や宿の方が確認して下さいます)
神殿…これがまた凄いことに神明造りなわけですよ。
つまり伊勢や熱田のご本殿と建築様式が一緒って事…。
神明造りの建物の中に入れちゃうことにもビビリまくりでしたが、
設えられた座が神前に超近いっっ((((゜Д゜;))))
宿の方に玉串の説明を受けながら内心ガクブルしていると、
神職の装束に身を包んだ女将さんが颯爽と登場。
なんと、女将さんは神職でもあらせられるとな!
打ち鳴らす太鼓の音とともに上げられる
祓詞・大祓・祝詞(宿泊者を言祝ぐ内容でこれまた感動)を
低頭しながら聞いてたら感極まって色々垂れてきた( iдi )
心中でこちらの宿に泊まれた事に対する感謝と、
是非また来るチャンスをお与え下さいと一心不乱に祈念して(´-人-`)
さて…大変名残惜しいのですが
現世に戻らねばならない時間となってしまいました。
ダンナさんが支払いしている間にロビー横にある
阿波神社の御守・御札等の授与品やお土産を売ってるコーナーをチェック。
まぁ、特に何も買わず仕舞いだったのですが、
後々この時に授与品戴いておかなかったことを後悔することに…。
最後に朱塗りの橋の上で女将さんが写真を撮って下さりました。
この時撮っていただいた写真はなんと、
後日立派な額に入れられ女将さんの御手紙を添えて送られてきました。
門の前で少し写真を撮って
(来た時はコーフンしすぎて写真撮ること忘れてたのw)
宿の皆様に見送られつつ、『旅殿御所社乃森』を後にしたのでした。
(社乃森編 もうちょっとだけ…つづく)
>>雲の上にてみる菊は(社乃森編 拾遺)
拍手ありがとうございます~<(_ _)>
どちらかといえば当たる方だと思うケド、
自分の欲望に関することはとんと当たりませぬ。
勘とはちょっと違うかもしれないが、
子供の頃、洗い物をしていて皿や茶碗などを割ると
その日のうちに遠方の親戚から
訃報が届くというのを何度かやった事がある。。。
まぁ、割ってもなにもないことのほうが多いけど(´ー`)
ブログネタ: あなたの勘って、当たるほう?
拍手ありがとうございます<(_ _)>
以下、返信です。
ぱちっと目が覚めたら未だ明けずの3時半。
残念ながら、夢かうつつか寝てかさめてか…と混乱することなく
あっさり現状把握できまして、二度寝はもったいないので
起き上がって行動開始です。
隣の人は爆睡中なので起こさないように…。
部屋から出てみると、
深夜にもかかわらずすべての釣燈籠に明かりが灯り、
ロビーのある建屋も明かりが付いていました。
湯殿の大浴場は午前3時までなので、
起きていてもこれといって特にすることもないのですが、
縁側の高欄に寄りかかり夜の闇に浮かぶ神殿や暗い庭の木立等を
ぼんやり眺めつつアレコレ妄想逞しくしていたら、
あっちゅう間に小一時間ほど経っておりました('Д')!
流石にちょっと体が冷えたので室内に戻り、
温かいお茶を入れて撮った写真をチェックしたり持参した本を読んだり…
寝所に寝転がったりしているうちに夜が白んできました。
(テレビなどという俗なアイテムはこの宿にはないのです)
居間側の縁側から見た眺め。
小柴垣の向こうには竹林。
朝は6時から湯殿のお風呂に入れるので、準備して向かいます。
敷地内に神殿があるためか、
まるで早朝の神社の境内にいるような
凛とした清々しい空気が非常に気持ち良い。
思わず深呼吸ヽ(´ー`)ノ
朝風呂から戻り、ダンナを叩き起こして身支度を整えた頃、
扉の呼び鈴が鳴りました。
朝食は昨夜の夕食と同じく食殿の個室です。
朝食は籠に入ってて可愛いw
これまた朝食も大変美味しくて(以下ry)
夕食時には暗くて見えなかった食殿から見た庭の様子。
朝食後は席を移してお抹茶をいただきました。
お茶の作法とかよくわからず二人してあたふたしてしまいましたが、
自由に飲んで下さいという宿の方の言葉に勇気付けられて
非常に美味しくいただけました<(_ _)>
その後、お庭の散策をしつつ部屋に戻り、
ダンナさんは湯殿へ。
私は残りの時間を惜しみつつ、一人全力で宿を楽しみます(つづく)
>>雲の上にてみる菊は(社乃森編 漆)
拍手ありがとうございます<(_ _)>
暗くなると、宿は昼とは違った雰囲気に包まれました。
無粋な庭のライトアップなどというものは特に無く、
基本、渡殿や殿舎の軒下の釣燈籠の明かりのみ。
夜の闇に沈む庭と釣燈籠の明かりとの対比がこれまた
幽玄夢幻の雰囲気を出していてうっとりとしてしまいます。
秋の虫の声と、そばを流れる宮内川の水音だけが聞こえてきます。
この日のために家電屋の店員のにーちゃんに
「一番いいのを頼む(夜景・室内撮り的な意味で)」って言って
新調したデジカメがきっちり仕事してくれて嬉しい。
で、だ。
野望なんですが…
横笛、吹いちゃいました(てへ☆
(あ、もちろん宿の方に了解取ってます)
だぁぁぁぁぁって、この場所この雰囲気この状況で
吹かないだなんて我慢できないっしょ!!!
畏れ多くも女将さんから壱越調のリクエストを頂戴いたしましたので、
すっかり調子にノッちゃって胡飲酒と賀殿、
高麗の納曾利急を吹き散らかしちゃいました(〃 ̄ー ̄〃)えへへ
周りを山に囲まれているせいか、
笛の音がとても良い感じに響いてムチャクチャ気持ちよかったです。
雅楽やっててホントに良かった。
笛吹いて満足した後は再びお風呂へGo!です。
露天風呂…夜は夜ですっごく良い雰囲気。
虫の声に耳を傾けつつ、
空を見れば雲の向こうに透けて輝く望月。
月ってこんなにも明るいんですねぇ…。
山に囲まれ民家も殆ど無いような所なので月のない夜は星が満天に煌きそう。
時折聞こえてくる猿の鳴き声(女将さん談)が、
なんとも物悲しく聞こえて、
遠く都を離れこの地で寂しくお暮らしであったであろう
土御門院の事が思い起こされて感慨深いものがありました…。
そうそう、湯殿にはちょっとした休憩スペースがあり、
マッサージチェアが置いてあって使いたい放題なのですが、
これがまた超高性能神の手仕様で気持ちイイ!(´∀`)
あと、バスタオルとフェイスタオルが山と置かれていて、
化粧水と乳液も完備されているので身一つでお風呂に行けて、
何度お風呂に入っても、ふかふかのタオルが使えて快適なのです!
あと、着替え用にともう一着部屋着の内衣である作務衣を
いただけたのもありがたかったです。
部屋に戻って…
縁側から撮った居間の図。
高燈台の明かりが実にムーディ(*´Д`*)
室内灯を消して高燭台の明かりのみにする事も可能。
さーて、寝るのが惜しくもありこの寝具で寝たくもありで、
軽くジレンマに苛まれつつ就寝です。
興奮して寝付けないんじゃないかと思って、
mp3に仕込んできた雅楽CDが見事に効いたのかあっという間に夢の中。
という事で、おやすみなさい~ (つづく)
>>雲の上にてみる菊は(社乃森編 陸)
拍手ありがとうございます<(_ _)>
>>雲の上にてみる菊は(社乃森編 参)
湯殿から部屋に戻ってくつろぎつつ、
そろそろ夕食の時間かなぁ~と思ったまさにその時、
部屋の扉の呼び鈴が鳴りました。
呼び鈴…これが文字通り「鈴」なんですよ!
扉の外側に紐が垂れていて引っ張ると中の鈴が鳴るという仕組み。
とても澄んだ綺麗な音色で鳴るんです。
このお宿、ホント雰囲気作りへのこだわりが凄い。
今のところ興ざめポイント0、恐るべし。
宿の方の案内で夕食の場所へと向かいます。
食事は別棟の食殿というところでいただきます。
もちろん個室。
中に入ると朱塗りに足の黒い台盤が置かれていて早速テンションUPですよ!
掘りごたつになっているので正座に慣れていない現代人にもやさしい親切設計。
食事まで平安時代してたらどうしよう~とダンナさんは変な心配してましたが、
(や、私はそれはそれでOKだがw)平成の会席料理でした。
飲み物は冷酒を頼みました~(´ー`)
宿の方がすすめてくださった、地元徳島のお酒(芳水酒造)
地酒は地元でその土地の料理と一緒に飲むと
より一層美味しいと聞きますが、まさにそんな感じ。
すっきりとして女性にも飲みやすいお酒でした(´∀`)
料理は一品づつ、食べる早さに合わせて出てきます。
盛り付けがファンタスティックで目を見張る程ってのは特に有りませんでしたが、
地モノの食材がふんだんに使われていて、
どれもこれも丁寧な味付けで美味しかったです。
土瓶蒸やお鍋はお汁もめっちゃ美味しくて、一滴残らず飲じゃうくらい…(*ノノ)
鳴門の鯛はマジでヤバかった!!(ウマスギな意味で)
鯛って高級魚って言われる割には美味しいと思ったことが
あまりなかったのですが、鳴門の鯛は別格ってことなんですね…
鳴門恐るべし。
器も素敵で、目も舌も幸せいっぱいな2時間でした。
そうそう、アレルギーなどを事前に伝えておけば対応してくださいますので、
食べられないモノが出てきて残念な思いをするという事は無さそうです。
嫌いなものも申し出ておいたら対応してくれました('Д')b
(スンマセン、ピーマン嫌いな精神的オコサマなんでス)
お腹いっぱい幸せいっぱいで部屋に戻って一息ついた後、
私はとある野望のために
あるものを手にして縁側へと出たのでした(つづく)
>>雲の上にてみる菊は(社乃森編 伍)
自分にとってはコレ(´ー`)つ『隼』
もちろん小惑星探査機「はやぶさ」の事ですよん。
あぁ、あと東北新幹線の愛称も「はやぶさ」になってましたねw
ブログネタ: 【イベント開催】2010年の『感字』を募集中!
拍手ありがとうございます~<(_ _)>
注)今回はただでさえ高いテンションがブッチギリに吹っ飛んでおり、
いつにも増してお見苦しい箇所もございますが、
何卒ご容赦くださいますようお願い致します<(_ _)>
寝殿へと向かう渡殿の途中、高舞台の正面に設えられた席へ。
重陽の節句をイメージして青竹に菊花を活けた飾りが風流です。
なんとこの舞台で舞を舞ってくださるんです。
他に客はいませんから当然私たちのためだけに!!!!(マジカー
妙なる筝の琴の調べに耳を傾けつつ、
菊の花びらが浮ぶ盃を一献。
『神楽 豊栄舞』
うひゃ~、神楽をド正面で見るとかなんという神様待遇!!
生楽ではなかったけれど参音声の龍笛の音色聞いただけで
感極まって涙腺がぶっ壊れるわな( iдi )
舞振りは可愛いし歌詞の内容も良いしで豊栄舞大好きなんですよ!
や~、ホント嬉しいわぁ
『平安王朝舞』
キタァァアァアッァァァァーーーーーーー!!!!!
天冠(釵子かもしれん)に十二単姿の舞姫二人が、
檜扇をかざして、しずしずと高舞台にのぼり、
袖をひるがえして、あてにきよらに舞う姿は
五節の舞姫もかくやと思わせるほど。
「をとめの姿しばしとどめむ」の情景というのはこれの事かぁぁぁぁ(*´Д`*)
もうね、傍に控えておられる(!)スタッフの方に不振がられないよう
必死に取り澄ました顔で舞を鑑賞してましたが、
脳内はお祭り騒ぎ、走り出したい(ドコへw)衝動で大変でした。。
自分よっぽど見惚れてたのか、
後で確認したらあまり舞の写真撮ってなくて凹んだ…orz
さて、平安装束着てあちこち移動し、
また興奮しまくりでしたので、秋とはいえ汗でぐっしょり。
夕食前にお風呂に入りたいと思いまっす!
こちらのお宿はもともと女性専用の宿として出発されているため、
湯殿(大浴場)は内湯・露天風呂とも一つづつ、
つまり女湯オンリーでございます。
通常男性は「部屋風呂でどーぞ^^」なのですが、
幸いにして今日は宿が貸切り状態で
お風呂もご自由にどうぞ状態でしたのでダンナさんも湯殿にGo!
ちなみに、アーリーチェックインプランを利用しますと
一時間チェックイン早めた分大浴場&露天風呂を貸切れますので
それならば男性も湯殿のお風呂に入れますよ。
(連れの女性が許せばですが………え?w)
で、その湯殿のお風呂を満たす湯が、
これまたなんと100%源泉のかけながし温泉!!
内湯も露天風呂も惜しげもなくお温泉がドバドバ流れ出てます。
露天風呂は浴槽の形が舟なんですよ!
しかもひろーいヽ(´ー`)ノ
お湯はとろみのある無色透明、温度もちょうど良くて非常に気持ちイイ!
お肌すべすべ、からだぽかぽか、はぁぁぁん極楽極楽ぅ~(*´Д`*)
温泉でまったりした後は、お待ちかねの夕食です!!(つづく)
>>雲の上にてみる菊は(社乃森編 肆)
拍手ありがとうございます<(_ _)>
以下、返信です。
客室となる寝殿の正面には玉砂利を敷き詰めた広い庭と高舞台(!)
そしてとても立派な神殿(!!)があります。
御祭神は第八十三代天皇の土御門院。
土御門院は後鳥羽院の第一皇子。
承久の乱後に父の後鳥羽院と弟の順徳院が
それぞれ隠岐と佐渡に流された際、
ご自身は全く乱に関与していなかったので
鎌倉幕府から特にお咎め無しだったのですが、
父と弟が遠流に処されてるのに自分だけが京に残っているのは忍びないと、
自らまず土佐へ、後に阿波に遷りそのまま阿波の国で崩御されたとか云々。
「御所」というのも伊達じゃない、ホントに上皇の御座所だったわけです。スゲー
(そういえば近くの道の駅どなりのそばには御所温泉というのもありました)
ご挨拶がてらお参りして、
庭に設置してある高舞台を見てキャッキャウフフしていると、
お宿の方がいらして平安装束体験の為に別室へ案内してくださいました。
こちらのお宿では別料金で平安装束の着装体験をすることが出来ます。
種類は十二単(女房装束)・袿(小袿)・直衣・狩衣。
この環境で着ない手はないでしょう。
十二単は過去に何回か着装体験したことがあったので、
実は袿にしようか悩んだのですが、気がついたら十二単頼んでたw
ちなみにダンナのは勝手に狩衣頼んでおいた(´ー`)
移動しつつあちらこちらで写真撮影。
何処で撮っても絵になりますな(モデル云々は置いておいて^^;)
ひとしきり写真を撮った後、
装束のまま平安の遊び体験の為に別室へと向かいました。
まずは薫物合わせ。
一通りお香の歴史を説明してくださった後、
実際にお香を燻らせてその香りについて感想を述べていくのですが。。。
詩的センス絶無な我々の口から雅な単語が出てくるはずもなく…(´д`)
いつのまにやら何の香か当てっこになってた気ガスr
それすらも見事に外してましたが( iдi )
今回焚いていただいたのは平安貴族に好まれた代表的な練香2種で、
その香りを堪能できたというだけでも非常に貴重な体験でした。
再び部屋を移動しまして、次は投扇興の体験。
長方形の箱の上に置かれた的めがけて扇を投げて得点を競うのですが、
これが優雅な見た目とは裏腹に非常に熱くなれる遊びなんです。
何回か練習して慣れたところでゲームスタート。
各々五投して総得点を競うんですが、
扇が的の近くを掠めるも一回も当たらんww
ダンナは二回も当てやがった('Д')!
って事でダンナの勝ち。
ぐwwやwwじwwいwwww
お宿の方も一緒に盛り上がってくださり非常に楽しかったです。
ちなみに最後に写真撮影のためにと投げたら、、、当たった\(^O^)/
投扇興のリベンジを誓いつつ(機会くるのか?w)、
宿の方に促されて次の宴の会場へと向かいます…(つづく)
>>雲の上にてみる菊は(社乃森編 参)
コンビニおにぎりの海苔はパリパリ派( ゜д゜)ノ
でもウチのお手製おにぎりの海苔はしっとり派。
しかもデカイ三角でべっとり海苔を巻きつけるタイプw
ブログネタ: コンビニおにぎり、海苔のタイプはどっちが好き?
ポチポチ拍手ありがとうございます<(_ _)>
以下、返信です。
>>雲の上にてみる菊は(讃岐うどん編)
道の駅どなりから車で1~2分。
看板の案内に従い脇道に入ると木の塀に囲まれた建物が見えてきた。
ついに来たぞ~ヽ(`Д´)ノ
本旅行のメインにして五年越しの夢の叶う場所『旅殿御所 社乃森』
wktkしながら駐車場に車を入れようとしていると、
チェックイン時間にはまだ早いにもかかわらず宿の方が迎えに出てきました。
おぉおぉぉぉ。
女性スタッフのお召し物が白衣に濃色の袴で凄くイイ(*´Д`*)
立派な門の向こうはマジで別世界でしt
池には朱塗りの橋、寝殿造りを彷彿とさせる建物。
周囲は山に囲まれていて、まるで大原か嵐山あたりの平安貴族の山荘の趣。
宿の玄関では、袿をお召しになった女将が出迎えてくださいました。
その後部屋までの間の事は相当舞い上がりすぎていたのか
あまり覚えておりませんorz
ひたすらキョロキョロしながら「スゴイ!スゴイ!」を連発していたような…^^;
で、お部屋。
サイトや送られてきたパンフ等の写真を見て知っていたとはいえ、
実際にその場に立ってみると感動の度合いがハンパないです。
ココで一日過ごせるのかと思うとテンション上がりまくりで理性が昇天しそう!!
部屋や宿の説明を受け、
お茶を入れていただいて一服です。
欠けているのはうっかり食べちゃったから('Д')
黒漆の机があまりにも綺麗過ぎて天井や壁が写りこんでます。
私たちはアーリーチェックインプラン(通常(15時)より早い14時にチェックインして、
大浴場&露天風呂を貸し切れるプラン)を利用したのですが、
なんと、この日は他に宿泊客がおらず宿までもが貸切!!!(マジカーーー
大浴場&露天風呂は自由にお使い下さい^^
という事でしたので、お風呂は後回しにしてしばし部屋でくつろがせていただくことに。
部屋着に着替えて、
くつろぐと言いつつ部屋の中をチェックチェック!
ぎゃぼー、畳の縁が繧繝縁ぃぃぃ!!
座椅子の座布団も繧繝縁!!!!
※貴族でも最上級クラスの人しか使えない畳の縁です。
時代が下がって有職故実がキッチリしてくる頃(鎌倉~室町期ぐらい?)になると
天皇・上皇・三宮・准三宮以外は使えなくなるとか云々
袖と身頃が縫い閉じてある古式の袿を髣髴させてイイ!
冬に着るという綿入れの袿なんかは
将にこんな感じじゃなかろーかと妄想(*´Д`*)
そうそう、部屋着がこれまた良いんです。
女性は薄紫、男性は紺色の作務衣のようなものを着て
表着に緑色の丈の短い袿(衵?)を着るですよ~。
宿の中では基本この部屋着で過ごすことになります。
そんなこんなで、ひとしきり楽しんだので、
部屋の外へでてみることにしました。(つづく)
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拍手ありがとうございます<(_ _)>
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