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  • 6:かさねの色目6
    平成21年3月24日
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2009年6月 1日 (月)

いろいろ本の事

ます、最近読み終わった本

『光源氏が愛した王朝ブランド品』

平安貴族と舶来品(主に唐渡り品)の関係を知りたいなと思い購入。
タイトル通り『源氏物語』を舶来品から読み解くのがこの本のテーマなんで、
源氏の話題が多いです(そりゃそうだ)
大宰府関連の話題はかなり興味深かったです。
現代のようなめまぐるしい流行の変化ってのは無いにせよ、
当時もそれないりに流行り廃りの感覚ってのがちゃんとあったんだなぁと再認識。
そして、紫式部の人物造詣における小道具の使い方は流石だなと感心するばかりでした。

ただ、、各アイテムの冒頭部分で著者のご経験にからめた現代ブランド品での話題が、、ブランド物に縁遠い貧乏人をいちいち現実に引き戻してくれてちょっとしんどかったです。
というか、今のブランド品の話されても…


『藤原摂関家の誕生 平安時代史の扉


完全に国史系・政治史の本。
人物叢書『藤原道長』を読む前に政治史の流れをちと整理しておこうと思って。。
(↑道長、あたため過ぎててまだ読んでないのw)
藤原氏の他氏排斥の歩みが…ほとんど結果的にこうなっちゃっただけなんだよ~な感じだったんだけど、昨今の認識はそなの?(;゜ロ゜)
摂政と関白の違いや、摂関と外戚との関係が理解できて良かったです。


『陰陽師 安倍晴明と蘆屋道満


こっちが専門のご様子なので、ちょっと期待していたのですが…
良くも悪くもシゲタ節が炸裂しておりました。。
読みながらイロイロ気になるわ、痒いところが余計痒くなるわで相当悶々としましたが、結局この本で著者が一番言いたかったのは、
この本読んで物足りなかった人はもっと詳しく書いた僕の本があるから読んでね^^v
って事ですかーーーーーーーーーーーーーー??
この本は…一般向けだからこの程度でって事なのかなぁ。
じゃあ、あとがきで紹介されてた『呪いの都 平安京 呪詛・呪術・陰陽師』(タイトルに蘆屋どーまん入れるのはボツったのかw)や『平安貴族と陰陽師 安倍晴明の歴史民俗学』『安倍晴明 陰陽師たちの平安時代』は期待してもいいのかなぁ…??
でもこれらの本1700~2500円だから氏の認識では一般向けなのかな?(『王朝貴族の悪だくみ』とか2300円だしね)
流石に『陰陽師と平安貴族』は9000円越えしてるかられっきとした研究書だろうが、高杉。
つかちょっと中公●書ナメられてんじゃね?
何はともあれ、あとがきがあからさま過ぎます(´д`)

そんなシゲタ氏の6/25に角川のビギナーズクラシックスから出る『御堂関白記 』がアマゾンにも載ってきましたね。
うん、もちろん買いますw
多分わたし、氏の文章中毒なんだろうなぁ…


ちょっと話し変わって、、

さる御方んトコロで話題に上っていた、しんてんしゃさんのブログ。。。
早速見てきました…
派手に噴きこぼすAA貼り付けたい気持ちでいっぱいです。
企業が、しかも出版社が、あそこまでにちゃんのノリでいいのかいなw
そのうち、にちゃんごで新刊案内とか書き始めたらどうしよう((((゜Д゜;))))
とりあえず面白いんでヲチ目的でお気に入りに放り込んでおきましたケドw

っとまぁ、人様の書いたものについてうだうだ言ってますが、オノレの文章のオワッテルぶりはなんなの?って感じですよね(´・ω・`)
それはそれ、かしゃましょいんさんの恐ろしい例もありますし、
うっかり真面目な人が真面目な目的でウチのブログに流れ着いてしまっても、
ココはお遊びで書いてるブログなんだねーと、
察してもらいやすいようにあえてヒドイ文章にしてます。
旧サイトでの話ですが、弐局番掲示板群のにほんし板だったかこぶん板だったかで自分のページにリンク張られてるのを見つけたときの恐怖感たるやもう…
今思い出しただけでも変な汗が流れます…(iдi)

…なんてね
…単にホントに中の人が馬鹿でまともな文章が書けないだけですorz


さて本の事に話し戻しまして、
土曜日に東京へ行く機会があり、久々に神保町の古書店街ふらふらしてきました。

ゲットしたのは以下のとおり

『装束の日本史 平安貴族は何を着ていたのか
何気なくワゴン見たらあったので購入。

『服飾から見た源氏物語』
ハードカバーの方
topの十二単の絵がちと怖い;

『和漢墨寶選集 第四巻 原色行成 白楽天詩巻』
『和漢墨寶選集 第十二巻 藤原行成 本能寺切』

自家発電用。にひひ(*´Д`*)

『新潮日本古典集成 蜻蛉日記』
とりあえずゲット。んで満足(をい)

『東洋文庫 新猿楽記』
美品でしかも安くてカンドーしてたら中に蔵書印が日付印で押してあったw
まぁ、あんま気にならないからOK

『平安貴族の夢分析』
すっごく欲しかった一冊。
我慢できずにイロイロすっ飛ばして行成の夢の章だけ読んじゃいましたw
『権記』に記された行成が見た夢がほとんど訳してあって素敵!
そして、昔フィーリングで訳したのが案の定派手に間違っており、
大慌てで修正しときました。。→「行成の夢

他にも未チェックだった行成の夢で興味深いのがいくつかありまして、特に一条帝没後に見た近臣同士での口論(…じゃないね、手が出てるわ)の夢が、行成の意外な一面と行成らしさとが混在してて秀逸すぎますw
燭台握り締めた行成さまとか…久々に萌えに任せてイラスト描きなぐっちゃったw


そうそう…
恩師&先輩がお二人で出したと思ってた本。
あったんで買おうかなと思って中見たんですが、、、
いわゆる論文集?で先生の論文一本だけやん;;
本書こうよ、せんせぇ・・・・・orz




帰りがけに横浜の中華街に行きました。
そこに本日一番の掘り出し物が!!
円座(ここはあえて「わろうだ」と読みたいw)800円

もちろん購入(σ´Д`)σ

Warauda_2

PC用の椅子にぴったりのサイズで大満足(´∀`)

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